PlasmaQuant 9100-シリーズの特長
高分解能光学系
優れた分解能をもつPlasmaQuant 9100 Eliteの高分解能光学系は、実際の試料においても他にはない優れた感度を発揮します。エシェル分光器のデザインは、プリズム、回析格子のダブルモノクロメーター、最新の高分解能検出器で構成され、200nmで2 pmの分解能を可能にします。
最も感度の高い発光線をどの試料にも使用することができるため、常に最高の検出限界が得られ、多くの場合pptレベルまで到達します! 完全に自動化されたネオン補正により160から900 nmまでの波長範囲の43,000本以上の発光線全体に、0.4 pm未満の優れた波長精度を提供します。
高分解能光学系–特長
- 優れた柔軟性のため、広範囲の波長に対応
- 最高精度のための非干渉分析
- 実際の試料においても最高の検出限界を提供
PlasmaQuant9100シリーズ Vシャトルトーチ
Vシャトルトーチ
Vシャトルトーチの垂直プラズマは、様々なサンプルマトリックスに対して干渉や煤を生成することの無く、長時間にわたってプラズマ性能を維持します。希釈等の処理なしにサンプルが導入できるようになりました。ビルトインのガス接続とコンパクトでありながなら完全に取り外しできるシャトルデザインは、便利なプラグアンドプレイのインストールを可能にし、測定準備時間の短縮とメソッド変更を簡単にします。Vシャトルトーチの正確なオートアライメントは、優れた再現性を保証します。
Vシャトルトーチ‐特長
- シンプルな操作性
- 高マトリックスの試料の導入が可能
- 卓越した分析性能
- 簡単なメンテナンス、消耗品低コスト
- 簡単操作による高い生産性
PlasmaQuant9100シリーズの特長 デュアルビュープラス
デュアルビュープラス
デュアルビュープラスは2+2のプラズマビューで、様々なサンプルにおけるパーセント濃度と微量の同時分析を可能にします。さらにアキシャルとラジアルのプラズマ観測での各発光線強度は、アキシャルプラスとラジアルプラスのモードで信号強度を自動的に減衰して調整することができます。これにより、より高い効率が得られるメソッドの柔軟性と堅牢性を改善しました。
新しいアルゴンカウンターガステクノロジーがもたらす光学経路の高い透過性、優れたシグナル安定性、感度は、分析コストの効率化を実現します。
デュアルビュープラス–特長
- すべての元素と濃度に最適なプラズマビューを提供
- 群を抜く広範囲な濃度領域
- 独自の高感度をもたらすアルゴンカウンターガステクノロジー
- すべてのアプリケーションで生産性を向上
- 新世代の快適な操作性
PlasmaQuant9100シリーズ RFジェネレーター
RFジェネレーター
フリーランニング40 MHzパワーチューブジェネレーターは、最も高い効率でプラズマへ700~1700Wの出力を転送します。この高出力設定は塩水や揮発性有機物などの複雑なマトリックスにおいても、スムーズに安定した性能を保証します。
最高のプラズマコンディションとすべての発光線での優れた信号強度の長時間安定性により、一般的なマトリックス試料を測定した際の強度のRSD値は1%以内で、一日を通じてほぼドリフトが無いため、ICP発光分光分析装置によるルーチンの精度と適応性を向上させます。
RFジェネレーター-特長
- 高マトリックスのアプリケーションに対応
- 使いやすさと優れたメソッドの柔軟性
- 優れたRSD値
- 高精度のルーチン分析
- 生産性の大幅な向上